2010年06月28日 |
Jエナジーと住商、ニードルコークス事業譲渡で合意 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ジャパンエナジー、新日鉱ホールディングス、住友商事、公正取引委員会 |
ジャパンエナジーと住友商事の両社は28日、両社の合弁会社であるペトロコークス(ペトコ)が持つ事業のうちニードルコークス製造・販売事業を住商に譲渡することで合意したと発表した。 新日鉱ホールディングスが新日本石油と経営統合するに当たり、公取委から「ニードルコークスは市場に及ぼす影響が大きく、独禁法上問題がある」と指摘され、解決策を検討していた。 合意の結果、ペトコ社からニードルコークスの製造・販売以外の事業を新設分割の手法により新会社に切り出し、分割元会社の社名を「ペトロコークスジャパン」へ商号変更した上で、ニードルコークス製造・販売専業会社となった対象会社の経営権を株式の大半とともに住商に譲渡することにした。 新設会社はJエナジー水島製油所の競争力強化策の一環として、JX日鉱日石エネルギーの完全子会社とする。 ■ 既報 公取委の発表記事 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=29153 【譲渡後のニードルコークス会社の概要】 (1)商号 ペトロコークスジャパン (2)社長 未定 (3)資本金 90百万円 (4)出資比率 住商90%、JXエネルギー10% (5)主要事業 ニードルコークスの製造・販売 (6)出荷不要拠点 岡山県倉敷市(JXエネルギー水島製油所内) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1277712138.pdf |