2010年06月28日 |
東洋紡、太陽電池向けポリエステルフィルム 販売開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡は28日、今後市場の拡大が期待される太陽電池のバックシート向けにポリエステル(PET)フィルムを開発、販売開始したと発表した。2012年には関連製品を含め70億円の売上を目指す。 太陽電池市場は、今後さらに普及が進み2012年には08年比約3倍に拡大するといわれている。それに伴い関連部材の需要も増える。 また、太陽電池は軽量化のため、最下層のガラスに樹脂フィルムを積層したバックシートへの置き換えが進んでいる。このバックシートには従来のフッ素系フィルムが中心だったが、最近はPETフィルムへの転換が進み、2015年にはPETフィルムが全体の約7割を占めると同社では予想している。 太陽電池バックシートは、太陽電池の寿命を左右する重要な部材だが、同社が開発した「シャインビーム(R)」は耐久性に優れ、環境にやさしいなどの特徴を持っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1277715044.doc |