2010年06月29日
旭化成ケミカルズ、アジア最大の浄水設備に「マイクローザ」採用
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ
「マイクローザ」を導入する杭州市の浄水場

旭化成ケミカルズは29日、中国浙江省杭州市が建設中のアジア最大の膜式浄水設備に、同社の水処理用中空糸ろ過膜「マイクローザ」の採用が決定したと発表した。

また、韓国でも、同国最大級の膜式浄水設備に「マイクローザ」の採用が決まったほか、同国・大手液晶工場には同社の膜分離活性汚泥法(MBR:メンブレンバイオリアクター)が採用され、現在稼動中。

世界的に水質汚染や水不足などの問題が深刻化する中、「マイクローザ」の採用は順調に拡大しているという。

(1)杭州市の設備概要
◇場 所  中国 浙江省 杭州市
◇用 途  飲用水
◇処理能力  300,000m3/日
◇設備施工業者  Pall Corporation
◇稼動時期 2011年末予定

(2)韓国錦山郡の設備概要
◇場 所  韓国 忠清南(チュンチョンナン)道 錦山(クムサン)郡
◇用 途  飲用水
◇処理能力  27,000m3/日
◇設備施工業者  Pan Asia Water Co., LTD.
◇稼動時期  2011年末予定

(3)大手液晶メーカーのMBR による廃水処理設備の概要
◇用 途  廃水処理(MBR)
◇処理能力  1 期:4,200m3/日、2 期:4,200m3/日
◇設備施工業者  SILVER STAR ENG CO.,LTD
◇稼動時期  1期:2008年2月、2期:2010年4月


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1277798367.pdf