2010年07月01日 |
クラレ、柔軟性・ソフト感に優れた熱可塑性エラストマー開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは1日、水添スチレン系熱可塑性エラストマーの高性能・高機能銘柄として、柔軟性・ソフト感を最大の特長とした「セプトン・Jシリーズ」を開発したと発表した。 水添スチレン系熱可塑性エラストマーとは、(1)ゴムのような弾力性を持ちながら、加熱して容易に成形できる(2)加硫ゴムや軟質塩化ビに替わる軟質成形材料となる素材のことで、世界市場は年間約12万トン。年率約7%のペースで拡大中という。 高い柔軟性や優れたソフト感を持ち溶融流動性・成形加工性に優れているところから、今後は医療・介護用品分野や生活・雑貨分野、スポーツ用品、工業部品、電気・電子部品など幅広い分野に需要を拡大していきたいとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1277957195.pdf |