「石油化学工業の現状 2010年」

石油化学工業協会はこのほど、業界の現状を紹介するパンフレット「石油化学工業の現状 2010年」が完成し、会員企業や関係先への配布を開始した。

1961年の初版発行以来、ほぼ毎年データを更新し改訂版として発行してきた。今では“石油化学に関する基礎データ集”として商社や銀行、大学・高校などに定着。

基本構成は、「石油化学工業の定義」から「石油化学製品の生産・輸出入統計」、「メーカー別生産能力」、海外では「世界のエチレン能力」など従来と大きく変わらないが、「業界再編成の動き」や「石油化学コンビナートの現況」コーナーには最新のニュースを追加した。

「水島地区コンビナート・フロー図」ではナフサ供給者の名前が、誕生したばかりの「JX日鉱日石エネルギー」に変更されていた。基礎データが中心のため図やグラフがほとんどだが、編集は丁寧で、全体的にわかりやすい内容となっている。

A4判2色刷り 61ページ。1部：600円（送料別）

問い合わせ・申し込みは石化協総務部・広報担当（TEL:03-3297-2019　FAX:03-3297-2017）

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