2010年07月05日
化学工業の出荷指数2カ月連続のプラス、経産省
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省が5日発表した5月(速報値)の鉱工業出荷内訳によると、総出荷指数(2005年=100)は96.4で前月比▲1.7と3カ月ぶりの低下となった。うち国内向け出荷は93.5で同▲1.2%の低下、輸出向け出荷は108.8で同▲3.7%の低下となった。

また、供給総指数は96.7で同▲0.1%と15カ月ぶりの低下となった。うち国産は93.7で同1.1%の低下、輸入は108.7で、同1.7%の上昇となった。

業種別で化学工業(除、医薬品)を見ると、出荷指数は前月比1.9%上昇の91.9で、今年1月以来4カ月ぶりの上昇となった。輸出は同▲0.2%低下の100.0、国内は同2.1%上昇の90.4だった。

一方、化学工業の供給総指数は前月比1.4%上昇の91.9だった。内訳は国産が同2.1%上昇の90.4、輸入は0.2%上昇の99.2となった。供給指数の前月比プラスは2カ月連続となる。