2010年07月09日 | |
三菱レイヨン、炭素繊維新工場の建設再開 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
|
三菱レイヨンは9日、リーマンショックの影響で一時中断していた大竹工場(広島県)の炭素繊維製造設備(年産能力 2700トン)の建設工事を再開すると発表した。2011年第2四半期の稼動開始を目指す。 炭素繊維の需要は、08年秋のリーマンショック後の世界経済混乱の影響で急減していたが、今年に入りスポーツ・レジャー用途や各種産業用途向けに本格回復してきた。今後も風力発電翼や圧力容器、自動車など各種産業分野で成長が見込まれている。このため工事の再開を決めた。 年産能力2700トンは世界最大規模。当初は09年第4四半期稼動開始の予定だった。1年半の完成遅れとなる ■当初稼働予定 : 2009年 第4四半期 ■変更後の稼働予定 :2011年 第2四半期 ■建設場所 : 大竹事業所(広島県大竹市) ■生産能力 :2,700トン/年 ■生産品 : 産業用途を主体とした高性能ラージトウ「P330シリーズ」 ■投資額 : 約120億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1278662788.pdf |