2010年07月12日
経産省「カルタヘナ議定書」セミナーとヒアリング
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省、バイオインダストリー協会

経産省とバイオインダストリー協会(JBA)は7月27日午後4時~6時30分、東京・中央区のJBA第一会議室で「カルタヘナ議定書・国際交渉の現状と残課題の産業界への影響」と題するセミナー及びヒアリングを開催する。

カルタヘナ議定書の「遺伝子組換え生物(LMO)の越境移動から生じる損害に関する“責任と救済”に係わる補足議定書」作成に向けた第3回共同議長フレンズ会合が6月にマレーシアで開催された。

この会合で、これまで合意されなかった主要論点が、3つの条項(財政的保障、LMO産品に関する規定、国際法適合性に関する規定)を除き基本的合意に達した。2010年10月、名古屋市で開催される「COP−MOP5」で、補足議定書の採択が行われる予定である。

日本政府代表団の一員として同交渉に出席した、神戸大学大学院国際協力研究科の柴田明穂教授を招き、同議定書をめぐる課題や今後の産業界への影響などについて講演・質疑応答する。

このあと経産省製造産業局生物化学産業課事業環境整備室の岡田正孝室長が、残課題に対する産業界の意見をきくためヒアリングを行う。

参加費:無料。定員 : 40人。

問い合わせはJBA事務局(TEL:03-5541-2731)