2001年03月23日 |
PPフィルムの出荷、2月も前年並みに |
メーンの食品包装用は好調を持続 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が23日に集計したところによると、同連合会加盟のPPフィルムメーカーの2月の出荷数量はOPP(延伸フィルム)が1万8,484トン、CPP(無延伸フィルム)が1万1,210トンとなった。前年同月に比較すると、OPPは99.6%、CPPは101.8%となる。トータルは2万9,694トンで、前年同月比は100.4%である。つまりは前年の横並びということになる。 OPPがわずかとは言え前年を下回ったのは輸出が大幅減(16.6%減)となったことによる。内需を合わせた総出荷量は2ヵ月連続のマイナス成長となった。しかし肝心の内需は13ヶ月連続で前年同月を上回っている。メーンの食品包装用も13ヶ月連続の前年超えである。 一方のCPPの総出荷数量は7ヶ月連続で前年を上回ったことになる。主力の食品包装用も同じく7ヶ月連続の前年超えとなっている。 両品種の食品包装用を合計すると、2月の実績は2万1,861トンとなる。前年同月を1.6%上回っている。こうしたことからも明らかなように、PPフィルムの出荷は、依然としてメーンの食品包装用の需要が小幅ながら安定的な成長を続けていることを支えに微増を続けているわけで、この状態は今後も継続するとの見方が一般的だ。 http://www.c-nt.co.jp/data/po/2001opp.html">2001年OPPフィルム出荷実績(表) http://www.c-nt.co.jp/data/po/2001cpp.html">2001年CPPフィルム出荷実績(表) ※iモードではご覧になることが出来ません。 |