2010年07月16日
横浜ゴム、走行時のタイヤ空気抵抗を測定するシミュレーション技術を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴム(南雲忠信社長)は、新しい環境対応技術としてタイヤ周辺の空気の流れを改善、車の空気抵抗を減らして燃費向上を目指すシミュレーション技術開発に取り組んでいる。

走行中、タイヤを装着するタイヤハウス内は空気が乱雑に流れ、車の空気抵抗を変化させる原因のひとつとなっている。しかし、これまでタイヤの空気抵抗シミュレーションはタイヤ単体でのみ行われており、実走行を想定したシミュレーションは行われていなかった。

同社は、タイヤハウス内に装着し回転している条件で空気の流れをシミュレーションする技術開発に取り組んできた。現在、空力シミュレーション技術と風洞実験(人工的に小規模な流れを発生させ、実際の状況を再現・観測する装置と施設/風洞を用いた実験のこと)の両面から研究を進めている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1279259427.pdf