2001年03月23日 |
公取委、「環境商品」広告表示で意見募集 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:公正取引委員会 |
公正取引委員会は「環境に配慮した商品」の広告表示について実態調査を行うとともに、このほどこれに関する意見募集を開始した。 環境問題が社会的に大きく取り上げられる中で、環境保全に配慮することを示す広告や商品表示が増えているが、景品表示法上問題となるケースがあれば対処する必要があると同委員会ではいっている。 同委員会が消費者モニターを対象に日常よく目にする商品の収集依頼したところ、商品では石けん・洗剤類、スポンジ類、水切り袋類、食品包装用ラップ類などが多く集まった。 それらに共通する問題点を踏まえ、留意事項を次の通り整理した。 (1)表示の示す対象範囲を明確にすること。 (2)強調する原材料の使用範囲を明確に表示すること。 (3)実証データ等による表示の裏付けの必要性。 (4)「環境にやさしい」など、あいまい、または抽象的な表示は単独では行わないようにする。 (5)環境マークを表示する場合は認定理由が分かるようにすること。 同委員会では2001年4月20日(金)までに意見提出してほしいと広く一般消費者に呼びかけている。 意見提出先は公正取引委員会事務総局経済取引局取引部消費者取引課まで、電話は、03-3581-3375、FAXは03-3581-1948で、URLはhttp://www.jftc.go.jp/ target=_blank>こちら。 |