2010年07月20日 |
不二製油と米国ソレイ社との合弁契約を解消 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デュポン |
米デュポンは20日、不二製油(本社:大阪府泉佐野市、海老原善隆社長)と米国ソレイ社(デュポン子会社)が、日本で行っていた大豆たん白製品の販売事業に関する合弁契約を解消し、両社の合弁会社で販売商社のフジプロテインテクノロジー(本社:東京都港区三田、片山務社長=FPT)を同日付で解散、清算することで合意したと発表した。 FPTは1977年9月の設立で資本金等は非公開。不二製油、ソレイの両社は合弁解消後もそれぞれで大豆たん白・大豆食物繊維製品の日本での事業を継続する。ソレイ社は日本に事務所がないためデュポンの一事業部門となる。 【不二製油の会社概要】 (1)設立:1950年10月 (2)本社所在地:大阪府泉佐野市 (3)資本金:13,208百万円(2010年3月末) (4)代表者:海老原善隆 (5)従業員数:3,524名(全グループ) (6)売上高:213,229百万円(2010年3月期 連結) (7)事業内容:油脂製品、製菓・製パン素材、大豆たん白製品の製造販売 【米国ソレイ社の会社概要】 (1)設立:2003年4月 (米デュポン:72%、ブンゲ社(本社:ニューヨーク州ホワイトプレーンズ):28%の合弁会社) (2)本社所在地:米国ミズーリ州セントルイス市 (3)代表者:Torkel Rhenman (4)従業員数:約 2,400 名 (5)売上高:約12億ドル (6)事業内容:分離大豆たん白、濃縮大豆たん白、繊維状大豆たん白、粒状大豆たん白、大豆食物繊維、大豆レシチン、大豆ポリマーの製造販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1279600716.doc |