2001年03月23日 |
旭化成、シンガポールのPOM建設工事の中止を正式決定 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は22日、1998年2月から建設工事を中断していたシンガポールのPOM(ポリアセタール)設備について、アジア地域の需要、価格などへの影響を鑑みた結果、同工事の中止を決定した、と発表した。 この計画は、1996年11月に現地法人旭化成テナックシンガポールを設立、シンガポールのジュロン島に年産2万トンのPOMコポリマー設備を建設するというものであった。1997年9月に建設に着手したものの、その後のアジア地域における経済的な混乱や各国の大幅な通貨下落などにより、市場、需要、価格などへの影響を勘案して、1998年2月から工事を中断していた。 なお同社は、世界で唯一、POMのホモポリマーとコポリマーの生産を手がけており、現在水島にホモポリマー年産2万トン、コポリマー同2万4,000トンの計4万4,000トンの生産能力を有している。 <参考>http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/pj/pjpom>世界のポリアセタール設備計画 ※Eメール会員の方のみご覧になることができます。 ※iモードではご覧になることが出来ません。 |