2010年07月29日 |
NEDO、次世代バイオ燃料の技術開発プロジェクトの委託先8件を決定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は29日、2030年頃の本格導入を見据えた次世代バイオ燃料の技術開発プロジェクトの委託先8件を決定したと発表した。今回は、バイオマスを熱分解して液体燃料を得る技術(BTL=バイオマス ツー リグニン)や、昨今注目されている微細藻類から液体燃料を生産する技術を中心に8件を選定した。 研究開発分野と委託先の8件は次の通り。 ▽BTL製造技術開発 「経由代替燃料としてのBTL製造技術開発」(委託先は中外炉工業、北九州立大学、日本ガス合成) 「新規カプセル触媒によるバイオプレミアムガソリンの一段合成の研究開発」(富山大学、東産商) ▽微細藻類由来バイオ燃料製造技術開発 「遺伝子改良型海産珪藻による有用バイオ燃料生産技術開発」(高知大学、京都大学、東京大学、ユーグレナ) 「共生を利用した微細藻類からのバイオ燃料製造プロセスの研究開発」(JFEエンジニアリング、筑波大学) 「微細藻類による高効率炭化水素生産プロセスの研究開発」(東京大学、東京瓦斯) 「微細藻由来のバイオジェット燃料製造に関する要素技術の研究開発」(JX日鉱エネルギー、ユーグレナ、日立プラントテクノロジー、慶應義塾大学) ▽その他技術開発 「非可食バイオマス由来混合糖からのバイオブタノール生産に関わる基盤技術開発」(バイオブタノール製造技術研究組合、東京工業大学) 「反応空間制御による高度バイオマス熱分解技術の研究開発」(JFEエンジニアリング、九州大学) |