2010年07月30日 |
NEDO「平成22年度新エネルギーベンチャー技術革新事業」の委託先23件を決定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は30日、技術開発から事業化までを一貫支援する「平成22年度新エネルギーベンチャー技術革新事業」の委託・助成先として、BDF製造の廃棄物であるグリセリンを燃料や化学品原料として活用するバイオマス分野の6テーマ、織物の中に球状の太陽電池を組み込む製造技術の太陽光発電分野4テーマのほか、燃料電池・蓄電池分野9テーマ、風力発電その他未利用エネルギー分野4テーマの合計4分野・23件を決定したと発表した。 とくに、技術開発から事業化までをステップによって、3つのフェーズ(フェーズA=フィージビリティ・スタディ、フェーズ、B=基盤研究、フェーズC=実用化研究開発)に採択案件を振り分けた。このうち、バイオマス分野の採択テーマと委託先は次の通り。 ・「BDF合成における未利用副産物の資源化に関する研究開発」(フェーズA、委託先はエムエスデー、山形大学) ・「セルロース系繊維廃棄物からの省エネ型バイオエタノール製造技術開発」(フェーズA、関西大学、エコログ・リサイクリング・ジャパン、兵庫県立工業技術センター) ・「超高温常圧水蒸気を用いたバイオマス廃棄物の高効率ガス化技術によるコジェネシステム開発」(フェーズA、日本ファーネス、名古屋大学) ・「パーム原油の脱ガム・水エマルジョン化による実用バイオマス燃料の開発」(フェーズB、ナノマイザー) ・「下水汚泥の亜臨界水処理—メタン発酵システムの実用化に向けた技術開発」(フェーズB、リマテック、大阪府立大学) ・「マイクロ波化学プロセスによるバイオディーゼル実証開発」(フェーズC、マイクロ波環境化学) |