2010年08月04日 |
6月の可塑剤需給実績 DOPなど出荷が回復 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:可塑剤工業会 |
可塑剤工業会が発表した6月の需給は、フタル酸系の出荷が前年比116%、アジピン酸系も110.8%と、ともに前年を大きく上回った。ただ業界筋では「前年との比較はあまり意味がない」といい、とくに主用途の一つである壁紙や床材料など建築関連の回復が遅れていることにつよい懸念を示している。 ■6月の可塑剤需給実績 単位:トン ( )対前年同月比% 【フタル酸系合計】 ◇生産 17,628(102.0) ◇出荷 20,628(111.6) ・国内 20,060(112.5) ・輸出 568(87.4) ・在庫 12,879(57.4) <DOP> ◇生産 10,673(105.4) ◇出荷 12,952(113.4) ・国内 12,399(114.8) ・輸出 553(89.2) ・在庫 5,349(58.6) <DBP> ◇生産 68(42.2) ◇出荷 115(76.2) ・国内 115(76.2) ・輸出 0(-) ・在庫 125(61.6) <DIDP> ◇生産 0(ー) ◇出荷 431(100.0) ・国内 431(100.0) ・輸出 0(ー) ・在庫 639(55.4) <DINP> ◇生産 6,716(113.5) ◇出荷 6,831(118.5) ・国内 6,831(118.5) ・輸出 0(ー) ・在庫 5,453(58.8) <その他> ◇生産 171(15.8) ◇出荷 299(41.5) ・国内 284(41.2) ・輸出 15(50.0) ・在庫 1,303(49.3) 【アジピン酸系】 ◇生産 1559(139.7) ◇出荷 1,497(110.8) ・国内 1,472(109.0) ・輸出 25(ー) ・在庫 4,293(86.7) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1280883811.xls |