2010年08月04日 |
フタル酸系可塑剤の品種別・用途別出荷実績 工業会データ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:可塑剤工業会 |
可塑剤工業会はこのほど、2009(平成21)年フタル酸系可塑剤の品種別・用途別出荷実績をまとめた。DOP、DINPなど6品種の出荷先を用途別に集計したもので、出荷量合計は前年比74.2%の19万9,928トンだった。 フタル酸系可塑剤の柱であるDOPは、出荷量が12万3,656トンで前年比75.9%だった。用途は(1)床材料(2)一般フィルム・シート(3)壁紙(4)の順だが、いずれも数量的には前年を割り込んだ。 DINPは出荷量6万5,411トン(同75.6%)で(1)電線被覆(2)電線用コンパウンド(3)ゾル(4)塗料・顔料・接着剤と続く。DIDPは出荷量4,034トン(69.3%)で、電線用と一般用のコンパウンドがほぼ4割を占めている。 また、用途別構成を見ると、床材料に使用された可塑剤が15.8%とトップで、一般フィルム・シート(11.6%)、壁紙(11.3%)、電線用コンパウンド(11.1%)が続く。しかし数量では前年実績の60〜70%といずれも大幅マイナスとなった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1280883811.xls |