2010年08月04日
日本触媒・第1四半期 純利益3倍増 36億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:日本触媒

日本触媒が4日発表した第1四半期(4−6月)連結決算は売上高、営業利益、経常利益とも前年同期を大幅に上回り最終利益は3倍の36億円となった。

アクリル酸およびアクリル酸エステルの需要が堅調に推移した。高吸水性樹脂も為替の影響を受けたが、販売数量を伸ばし増収となった。電子情報材料事業も本格化した。

川崎工場では浮島地区に建設していた酸化エチレン(EO)年産7万トン設備が今年2月に稼動入りし、販売増加に寄与した。EO生産能力は浮島地区が既存設備(年産9万トン)と合わせて16万トン、千鳥地区が16万4,000トンで両工場計32万4,000トンと、わが国トップメーカーとなった。

上期の業績予想を7月30日付で上方修正。

【日本触媒・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高    70,607(28.0)
◇営業利益    7,513(227.0)
◇経常利益    7,580(167.6)
◇当期純利益   3,582(186.0)
◇1株当たり純利益  20.12円(7.03円)

<2011年3月期・第2四半期(連結)予想>単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高       137,000(20.6)
◇営業利益     11,500(95.1)
◇経常利益     11,500(75.5)
◇当期純利益    6,100(53.9)
◇1株当たり純利益   34.27円


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1280903970.pdf