2010年08月05日 |
三菱化学と三菱樹脂、包装資材購買機能を10月に統合し新会社設立 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱樹脂 |
三菱化学と三菱樹脂は5日、グループシナジーの強化を図るため、両社が包装資材の購買機能を委託しているグループ会社2社を今年10月1日付で統合し、新会社「ダイヤ資材」を設立すると発表した。 三菱化学は化学品向けの包装資材や各種プラント設備材料等の購買機能をグループ会社の協和ビジネス(資本金6340万円、三菱化学90・3%、三菱化学エンジニアリング9・7%出資、年商230億円)に、三菱樹脂もフィルムや成形品等の包装資材の購買機能をグループ会社のダイヤ包材(資本金5000万円、三菱樹脂100%出資、年商56億円)に、それぞれ委託していた。 三菱化学と三菱樹脂はこれまで、原材料の購買で共同購入を行うなど連携を進めてきたが、協和ビジネスとダイヤ包材を統合することで包装資材の購買でもコスト削減が可能になる。 統合新社は、各種化学製品に使用される包装資材を全般的に取り扱うことになり、三菱ケミカルホールディングスグループとしてのシナジー効果を今後さらに追求していく方針である。 【新会社の概要】 (1)社名 ダイヤ資材株式会社 (2)本社 東京都港区 (3)資本金 113.4百万円 (4)発足 2010年10月1日 (5)社長 松下聡(協和ビジネス常務) (6)従業員 約160人 (7)出資構成 三菱樹脂49・0%、三菱化学46・0%、三菱エンジニアリング5・0%出資 (8)主な事業 包装資材、設備・工事用資材の購入及び販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1280985028.pdf |