2010年08月06日
中国エネ局、太陽光発電の市場規模、2015年 500万KW目指す
【カテゴリー】:海外
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中国の国家エネルギー局は太陽光発電(PV)の市場規模がことし50万キロワット(KW)に達し、2015年に500万キロワット、2020年に2,000万キロワットを達成するとの見通しを明らかにした。

これは先に開催された中国、台湾の両岸再生可能エネルギー産業協力交流会議(南京)で中国側が明らかにしたもので、国家発展改革委員会エネルギ—研究所、台湾工業技術研究院などが主催した。

中国側はことし西部の一級行政区で、計約30万キロワットの屋上PV発電事業に財政支援を行った。これらの措置がPV市場の需要を拡大したとしている。今後、市場規模を拡大することによってコストダウンを図る。

PVの電気料金を1KW当たり1元(約13円50銭)以内に抑え、2020年までに1KWで石炭火力発電なみの0.6-0.8元に引き下げることを目標にしているという。