2010年08月09日
BASF、第2四半期の業績は30%増収、94%増益と急上昇
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:BASF

BASF(本社・ドイツ ルードヴィッヒスハーフェン)は2010年第2四半期(4-6月期)及び上半期(1-6月期)の業績を発表した。

それによると、第2四半期は売上高が162億ユーロで前年同期比30%増収、特別項目控除前EBITが22億ユーロで同94%の増益となった。上半期は売上高が317億ユーロで前期比28%の増収、特別項目控除前EBITが42億ユーロで同96%の増益である。第2四半期、上半期ともに、化学品部門、プラスチック部門、機能性化学品部門、高機能性化学品部門の事業で極めて高い需要がみられたのが大きな要因である。

第2四半期の部門別業績をみると、化学品部門では64%の増収、166%の増益、プラスチック部門が48%の増収、153%の増益、高機能製品部門が29%の増収、489%の増益、機能性化学品部門が40%の増収、244%の増益、農業関連製品部門が3%の増収、13%の減益、石油・ガス部門が3%の減収、2%の増益などとなっている。

2010年の通期見通しは、引き続き増収増益基調で推移し、資本コストを上回る利益達成を図るとともに、配当も前年を上回る見込みである。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1281319990.pdf