2010年08月18日 |
NEDO「土壌汚染対策のための技術開発」で3件の委託先決定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、平成22年度「土壌汚染対策のための技術開発」の委託先として島津製作所グループなど3件を決定した。 これは、工場、事業場での操業中から自主的な土壌汚染防止対策を促進するため、原位置で行う環境汚染物質(重金属やVOC=揮発性有機化合物)の回収・浄化技術の開発を目的としたもの。重金属等汚染対策では、現状対策費の2分の1のコストとなることを最終目標とする。VOC汚染対策では、バイオレメディエーションを普及させるための標準的な環境影響評価・安全性評価の基準作りを最終目標とする。 採択した3件の研究テーマと委託先は次の通り。 ▽低コスト原位置電気修復技術の研究開発(島津製作所、早稲田大学、日本国土開発) ▽シアン汚染土壌の飽和・不飽和層原位置バイオレメディエーションの研究開発(新日鉄エンジニアリング、大阪ガス、不動テトラ) ▽次世代バイオレメディエーション普及のためのセーフバイオシステムの研究開発(長岡技術科学大学、東京大学、岐阜大学) |