2010年08月18日 |
7月のPS生産は3カ月連続の前年比マイナス、在庫水準は適正水準を維持 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が18日発表した7月のポリスチレン(PS)生産出荷実績によると、生産は6万1791トン、前年同月比20%減で3カ月連続の前年比マイナスとなった。今年も、昨年もプラントの定修がなく、需要見合いの慎重な生産姿勢がみられた。 国内出荷は、5万9,894トンで同7%減、輸出が2,467トン、同45%減で出荷計が6万2,361トンで同9%減となった。月末在庫は7万4,450トン、前月比1%減で前月と同様に1.2カ月分の水準をキープした。 国内出荷を用途別にみると、電機・工業用が9カ月連続のプラスで、そのうち事務機器向けが6カ月連続のプラス、生活家電向けは前月並み、デジタル家電向けはプラスだった。また、雑貨産業用は5カ月連続のマイナス、主力の包装用は3カ月連続のマイナス、フォームスチレン(FS)は昨年9月以来11カ月連続のプラスとなった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1282096941.pdf |