2010年08月25日
深せん市が株江デルタ経済圏と一体化目指す 9月15日に東京でセミナー
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

深せん市は9月15日午前10時から東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂で市の投資環境セミナーを開く。王栄・市書記を団長とする訪日代表団幹部約30人が出席する。国際貿易促進協会、香港貿易発展局が協力する。

広東省の珠江デルタ経済圏は広州、深せん、仏山、東莞、中山、江門、珠海、恵州、肇慶の9都市からなり、インフラ施設、産業配置、基本公共サービス、環境保護、都市農村計画の5施策の推進に重点的に取り組んでいる。

総額1兆9,767億元を投じ、2012年を短期目標、2020年を長期目標として、交通、エネルギー、水利、情報化の4分野を重点に150項目の工事を実施している。同デルタの総面積は4万平方キロ、人口4,200万人、経済規模は全国の10%に及ぶ。

珠江デルタ改革発展計画は08年に公布された。これを今年から具体化する時期になり、深せん市も同計画に沿って行動しているもの。深せん市は深せん・香港共同による国際化大都市建設も進めている。

今回は深せん市の3大新興産業の戦略目標、誘致企業への優遇策などを説明する。とくに省エネルギー・環境保護、クリーンエネルギー、資源の総合利用、新材料分野のリーディング企業の投資をのぞんでいる。

問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03-6740-8271)