2010年08月25日
第一三共、完全ヒト型モノクローナル抗体「デノスマブ」製造販売申請
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は25日、厚生労働省に対し遺伝子組換えによる「AMG 162」(一般名:デノスマブ)の癌骨転移による骨病変に対する国内製造販売承認を申請したと発表した。

同薬剤は、RANKリガンド(破骨細胞の形成・活性化に必須の蛋白質)を標的とする、世界初の完全ヒト型モノクローナル抗体。同社は2007年、同抗体を創製したアムジェン社から日本国内での開発・販売権を取得し、開発を進めてきた。ほかに骨粗しょう症治療薬として、国内第3相臨床試験を実施中である。