2010年08月31日
7月の石油統計速報 ナフサ輸入250万klと増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁

経産省・資源エネルギー庁が31日発表した7月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,763万キロリットルで、前年同月比101.3%と前年を上回った。
 
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  426万kl(前年同月比76.9%)
(2)アラブ首長国連邦 372万kl(同102.3%)
(3)イラン      227万kl(同104.1%)
(4)カタール     211万kl(同93.1%)
(5)ロシア      154万kl(同208.8%)
だった。

同月の中東依存度は85.6%で、前年同月比3.2ポイント減と前年を下回った。

燃料油の生産は1,584万kl、前年同月比100.2%と3カ月ぶりに前年を上回った。

ナフサ(石油化学用・その他用)は輸入と販売が前年を上回った。
 
<7月のナフサ需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%)
◇生産   :1,539,328(95.0)
◇輸入   :2,507,078(109.7)
◇販売   :3,620,732(102.4)
◇月末在庫 :2,259,562(126.7)