2010年09月02日
アジレントが11月にバリアン・テクノロジーズ・ジャパン事業を統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー
ウィリアム・P・サリバン社長兼CEO

米国アジレント・テクノロジーのウィリアム・P・サリバン社長兼CEOは2日記者会見し、5月に科学機器企業バリアン・インクの買収を完了したのに伴い、日本法人のアジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)が11月1日付でバリアン・テクノロジーズ・ジャパン事業を統合すると発表した。

具体的には、(1)バリアンのX線結晶分光、核磁気共鳴(NMR)、液体クロマトグラフ(LC)、はアジレントのライフサイエンス本部が、原子分光、分子分光、真空技術は化学分析本部が取り扱う(2)バリアン製品のサポートはアジレントが行う(3)バリアンの東京本社はアジレントの都心部の営業拠点として活用し、大阪営業所は統合する—とした。

とくにサリバン社長は、研究開発投資について「売上高の11%に相当する7億ドルを投入する」としたうえで、「日本国内では、3つの研究開発部門の機能を強化し、技術的優位性を確保する」と強調した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1283409250.pdf