2010年09月09日
日本生物工学会・年次大会 10月27日 宮崎市で開催
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

社団法人日本生物工学会(本部:吹田市・阪大工学部内、会長=飯島信司・名大教授)は、平成22年度の年次大会を10月27日〜29日の3日間、宮崎市のシーガイアワールドコンベンションセンターで開催する。バイオインダストリー協会、新資源生物変換研究会と共催。

「伝統的発酵微生物の新しい利用展開」をテーマにした、各大学によるシンポジウムのほか、一般公募した民間企業によるランチョンセミナー、ポスター発表・展示、各賞授賞式などが行われる。

同学会の歴史は古く、1923年大阪市に誕生した日本醸造学会が前身。その後も「日本醗酵工学会」と改称し醸造工学を中心に学術交流などの活動を展開してきた。

最近は「伝統の発酵技術と、先端科学技術の融合」が研究テーマの一つとなっており、「ゲノミクス、プロテオミクスなどの先端技術を醸造に活かせないか」といった研究が学会メンバーの間でも精力的に行われているという。