2010年09月14日 |
7月の鉱工業生産・下方修正、化学工業2カ月連続の低下に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が14日発表した7月の鉱工業生産指数・確報(2005年=100、季節調整済み)は、前月比0.2%低下の94.8となった。出荷は0.1%低下の96.58、在庫は0.5%低下の96.7だった。 8月31日発表の速報と比べると、生産は下方修正、出荷と在庫は変わらず、在庫率は下方修正となった。 業種別にみると、生産は化学工業、鉄鋼業、輸送機械工業等が前月比低下し、一般機械工業、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・加工品工業等が上昇した。 化学工業は生産指数が前月比4.2%低下の97.7、出荷1.8%低下の94.9、在庫は0.2%上昇の95.4だった。在庫率は1.2%低下の106.8となった。生産、出荷とも2カ月連続の前月比マイナスとなった。 プラスチック製品工業は生産指数が0.9%低下の89.0、出荷0.8%上昇の89.9、在庫指数1.6%低下の91.5だった。在庫率は1.0%低下の104.1となった。生産は3カ月連続のマイナス、出荷は3カ月ぶりの増加だった。 |