2010年09月14日
<訃報>山口 信夫氏(やまぐち・のぶお=旭化成代表取締役名誉会長)
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:旭化成

14日午前0時26分、心不全のため東京・中央区の病院で死去、85歳。通夜・告別式は近親者のみで行う。後日、「お別れの会」を行う予定。喪主は妻、美子(よしこ)さん。

昭和27年、旭化成工業(現旭化成)入社。秘書室長、総務部長、住宅事業部長などを経て51年取締役。53年常務、56年代表取締役副社長。平成4年から22年4月まで代表取締役会長。その後も代表取締役名誉会長(現職)として後進の指導にあたった。東京商科大学(現一橋大学)卒。広島県庄原市出身。

公職歴は豊富で、第2次橋本内閣から森内閣時代にかけての平成10〜13年、中央省庁等改革推進本部顧問を務めたのをはじめ、少子化対応推進国民会議委員(同11〜19年)、経産省中小企業政策審議会会長(同13〜19年)、日本銀行参与(同13〜19年)などを歴任した。

長年にわたり日本商工会議所の会頭(平成13〜19年)として産業界をリードしてきたが、社外役職も多く現在だけでもアサヒビール取締役、日本テレビ放送網取締役、読売新聞グループ本社監査役、日本商工会議所名誉会頭、商工組合中央金庫取締役などの要職にある。

平成19年4月、旭日大綬章。

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