2010年09月17日
協和キリン、抗体医薬KW-0761で白血病リンパ腫併用療法試験開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは16日、抗体医薬であるKW-0761(抗CCR4抗体)について、成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)を対象とした化学療法(VCAP/AMP/VECP)との併用療法による国内第2相臨床試験を開始したと発表した。

臨床試験は2013年9月まで実施し、抗腫瘍効果を評価する。

また、KW-0761は、同社独自の強活性抗体作製技術「ポテリジェント」を用いて作製したヒト化モノクローナル抗体で、8月11日に厚生労働省からCCR4陽性のATLを適応として希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定を受けた。