2010年09月21日
タカラバイオ、ガゴメ昆布の抗インフル・ウイルス作用を確認
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオは21日、富山大学大学院医学薬学研究部生薬学研究室の林利光教授との共同研究により、ガゴメ昆布フコイダンがインフルエンザウイルスの感染を抑制し、インフルエンザウイルスに対する抗体の産生を促進する作用を持つことを初めて動物実験で明らかにしたと発表した。

同社はこれまで、ガゴメ昆布フコイダンがNK細胞などの免疫系を活性化する作用があることを明らかにしてきた。また、このフコイダンがインフルエンザウイルスの細胞内への侵入を抑え、ウイルスの増殖を抑制することも細胞感染実験によってつかんできた。

今回、この抗インフルエンザウイルスの作用をさらに詳しく調べるために、インフルエンザウイルス感染抑制効果やウイルスに対する抗体産生への効果を動物実験によって評価した。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1285051610.pdf