2010年09月22日 | |
昭電、シンガポールのハードディスク工場 追加増強 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
|
昭和電工は22日、ハードディスクの需要の伸びに対応するため、シンガポール子会社(SHDS)の能力増強を追加実施すると発表した。同工場では現在、2011年3月完成をめどに月産300万枚の増設工事を実施中だが、引き続き55億円をかけて、同年7月完成を目標に200万枚の製造ラインを増強する。 これにより同社のハードディスク生産能力は、国内2工場(千葉、山形)と海外2工場(シンガポール、台湾)の計4工場合わせて、現在の月産2,200万枚から、来年3月2,500万枚、7月には2,700万枚へと大幅拡大する。 ハードディスクドライブ(HDD)の需給は、中期的には世界的な情報通信量の増加とPC、サーバー、デジタル家電などへの用途拡大により、年率10%近い成長が見込まれている。また今後は、大記録容量化ニーズも高まると予想されている。 同社は世界最大の専業ハードディスクメーカーとして、いち早く供給体制を整備しこれらの新規市場を取り込む。 ■ハードディスク生産能力増強の内容 (1)設備投資額 約55億円 (2)投資項目 昭和電工HDシンガポール社において製造ラインを導入 (3)設備完工日程 平成23年6月 (4)増加する生産能力 月産200万枚 (5)全拠点生産能力 平成23年7月以降、月産2,700万枚 ○関連記事(2010年4月28日付) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=28906 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1285133561.doc |