2010年09月24日
環境省、「窒素酸化物の総量規制」で日中共同ワークショップ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:環境省

環境省は24日、窒素酸化物の総量削減導入を検討している中国当局との「日中共同ワークショップ」を16、17の両日上海市で開催し、今後の削減への取り組みや実施に向けた課題などについて意見交換したと発表した。

中国では、2011年から開始される第12次5カ年計画で、大気中の窒素酸化物について総量削減の導入を検討しており、これを踏まえて同省では日本の経験を参考にしてもらおうと、09年度から政策・技術両面で協力を行っている。

今回のワークショップには、中国側から地方政府の担当者らを含めて約50人、日本側からは環境省 水・大気環境局環境管理技術室の岩田剛和室長ら約20人が出席。今後も引き続き訪日団を迎えて、日本の自治体や産業界の取り組みを紹介するため研修会を開催するなどの協力をしていくことになった。