2010年09月29日 |
三菱化学、四日市合成の株式を第一工業製薬に売却 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は29日、四日市コンビナートの酸化エチレン誘導品製造・販売会社、四日市合成(本社:三重県四日市市、和泉裕之社長)の全保有株式を第一工業製薬(本社:京都市南区、大柳雅利社長)に売却することで両社基本合意したと発表した。 四日市合成は1959(昭和34)年4月、三菱化学(当時は三菱油化)55.0%、第一工業製薬45.0%の共同出資会社としてスタート、EOを原料に各種化学製品事業を展開してきたが、2011年4月1日付で合弁事業を解消する。 三菱化学は現在、四日市ではEOを生産しておらず、四日市合成向けEOは鹿島事業所から貨車で供給しているが、この供給も来年3月末かぎりで停止する。 第一工業製薬は、四日市合成を100%子会社とした後は必要なEOを他社購入し、効率化を図りつつ操業を続ける。 【四日市合成の概要】 (1)所在地 三重県四日市市宮東町2丁目1番地 (2)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 和泉 裕之 (3)事業内容 酸化エチレンその他石油化学工業品を原料とする各種化学製品の製造・販売 (4)資本金 480百万円 (5)設立年月日 昭和34年4月1日 (6)大株主構成及び所有割合 三菱化学 55.0%、第一工業製薬 45.0% (7)従業員数 193人(平成22年3月31日現在) (8)売上高 12,220百万円(平成22年3月期) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1285747794.pdf |