2010年10月01日 |
8月の石油統計速報 ナフサ販売は前年比微増 396万kl |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁 |
経産省・資源エネルギー庁が30日発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,768万キロリットルで、前年同月比100.3%と2カ月連続して前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 515万kl(前年同月比105.2%) (2)アラブ首長国連邦 333万kl(同87.5%) (3)カタール 240万kl(同108.1%) (4)ロシア 161万kl(同193.3%) (5)クウェート 143万kl(同101.3%) だった。 同月の中東依存度は85.0%で、前年同月比4.2ポイント減と2カ月連続して前年を下回った。 燃料油の生産は1,717万kl、前年同月比101.3%と2カ月連続して前年を上回った。ガソリン、ジェット燃料油及びB・C重油は前年同月を上回ったがナフサ、灯油、軽油及びA重油は下回った。 ナフサ(石油化学用・その他用)は生産、輸入とも前年を下回ったが、販売は微増だった。 <8月のナフサ需給概要> (単位:キロリットル、カッコ内は前年同月比%) ◇生産 :1,685,960(97.0) ◇輸入 :2,197,464(90.1) ◇販売 :3,968,592(100.8) ◇月末在庫 :2,138,614(109.9) |