2010年10月01日 |
三菱化学、リチウムイオン電池用負極材を中国で製造開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は30日、リチウムイオン電池用負極材を中国で製造するため、山東省青島市に製造販売新社を設立すると発表した。 新社は、同社出資の球形化黒鉛製造合弁会社である青島菱達化成有限公司に隣接して設立し、原料球形化黒鉛から製品負極材までの一貫生産体制を整える。 三菱化学はリチウムイオン電池の主要4材料(電解液・負極材・正極材・セパレータ)すべてを取り扱う世界唯一の企業として、安定した品質と万全な供給体制を整え、電池部材ビジネスのさらなる拡大に努めるとしている。 【中国における負極材製造販売新社の概要】 ・会社名 青島雅能都化成有限公司(仮称) (QINGDAO ANODE KASEI CO., LTD.) ・所在地 中華人民共和国山東省青島市平度市 ・資本金 92.3百万人民元(約12億円) —当社100%出資— ・製造能力 4,000トン/年 ・設備投資額(検討中) 約20億円 ・営業運転開始(予定) 2012年3月 ・従業員数 未定 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1285825020.pdf |