2010年10月05日 |
NEDO、熱化学プロセスによるバイオ燃料製造技術の研究で公募 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「熱化学プロセスによるバイオ燃料製造技術開発の現状と今後の展望に関する研究」についての委託先を公募している。 食料と競合しないバイオマス由来の軽油代替燃料としては、BTL(バイオマス熱分解ガスの触媒反応)に代表されるような熱化学プロセスによるバイオマス由来合成燃料(熱化学バイオマス燃料)が、2010年6月に経済産業省が策定した「資源エネルギー政策の見直しの基本方針」のアクションプランで、次世代バイオ燃料の有力候補としてあげられた。 そこでNEDOは、「熱化学プロセスによるバイオ燃料製造技術開発」に焦点を当てた研究調査事業について公募することにした。 公募する事業は、国内外の熱化学バイオマス燃料製造技術開発の最新動向を明らかにし、バイオマス原料に起因する熱化学バイオマス燃料特有の課題を網羅的、体系的に整理し、これら技術課題および研究開発情勢を検討するとともに、将来的な技術の導入に向けた課題について調査する。 公募説明会を7日13時—15時にNEDO技術開発機構別館ラウンドクロス(川崎市川崎区)で開催する。公募の締め切りは18日。 問い合わせ先は、新エネルギー部バイオマスグループ(FAX:044-520-5275) |