2010年10月05日 |
TECと三井物産、タイの発電プロジェクト向け発電設備受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング、三井物産 |
東洋エンジニアリング(TEC)は5日、三井物産と共同で、タイの民間発電会社であるガルフ ジェイピーの子会社(100%出資SPC)と発電所設備の建設契約を締結したと発表した。 バンコク近郊7カ所に熱電併給ガスタービン・コンバインドサイクル発電所(110MW x 6基、及び120MW x 1基、総発電容量780MW)を建設する。 現地工事は三井物産の現地SPC(注)である、ミットパワー(タイランド)リミテッド、また機器供給は東洋エンジニアリングが受注した。 工事は今年10月から順次開始し、2013年10月完工の予定。 タイでは、経済発展に伴いバンコク近郊の工業都市を中心に旺盛な電力需要が見込まれており、新規に複数の発電事業権入札が公示されている。三井物産は、今後もタイでの新規案件に積極的に参画する方針だ。 <用語の解説> ■ SPP(Small Power Producers)プログラム : 1992年にタイ政府が制定した、再生可能エネルギー及び小規模水力等の促進で高効率のエネルギー活用を目指すプログラム。タイ政府から承認を受けた事業者はタイ国電力公社(EGAT)が90MW までの電力の買取を保証し、余剰電力及び蒸気を近隣の産業需要家等顧客に対し販売可能となる。 ニュースリリース参照 ○タイ国発電プロジェクト向け発電所設備の建設契約を締結 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1286264364.pdf ○TOYO and MITSUI Awarded Construction Contract for Thai Electric Power Generation Project http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1286264364.pdf |