2001年03月16日 |
POインフレフィルムの出荷、5ヵ月連続で前年割れ |
L-LDPEフィルムだけがわずかに増加 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:日本ポリオレフィン、日本ポリオレフィンフィルム工業組合 |
日本ポリオレフィンフィルム工業組合が集計したところによると、同フィルムの1月の総出荷量は6万776トンとなった。前年同月の実績を1.6%割り込んでいる。 同フィルムの月間出荷数量はこれで5ヵ月連続で前年同月を下回るかたちとなった。これには、HDPEフィルムが3.7%減となったことが影響している。中国を始めとしたアジア各国からのレジ袋とフィルム原反の活発な流入が大きく作用してのものと見られる。メーンのLDPEフィルムは0.3%減にとどまっている。うちL-LDPEフィルムはわずか1.7%ながらも前年を上回っている。 品種別の2月の出荷実績はつぎの通り。かっこ内は前年同月比。 [LDPEフィルム] ▽一般包装用=3万8,024トン(101.3%) ▽農業用 = 4,392トン( 87.8%) ▽計 =4万2,416トン ( 99.7%) [うちL-LDPE] ▽一般包装用=1万4,458トン(103.4%) ▽農業用 = 3,318トン( 94.9%) ▽計 =1万7,776トン(101.7%) [HDPEフィルム] ▽一般用 = 5,076トン( 95.1%) ▽強化極薄用=1万0,956トン( 96.8%) ▽計 =1万6,032トン( 96.3%) [IPPフィルム] ▽計 = 2,328トン( 90.0%) |