2010年10月08日 |
NEDOが「バイオマスガス化及びメタン発酵技術の導入拡大の研究」で公募 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8日、「バイオマスガス化及びメタン発酵技術の導入拡大に関する研究」を受託する企業(団体を含む)の公募を開始した。 エネルギー供給新法施行により電気以外の部門への一定量の非化石エネルギーの導入が義務付けられ、気体燃料用途でのバイオマス利用促進の必要性が高まっている。そこでNEDOは平成21年度に、バイオマスガス化及びメタン発酵技術の技術動向調査を実施したが、それを踏まえて今回「バイオマスガス化及びメタン発酵技術の導入拡大の研究」事業を実施することにした。 この事業では、バイオマスガス化及びメタン発酵技術の国内における普及可能性、重点技術開発分野を明確化し、わが国に即した事業モデルの提言を行うものである。 具体的には、(1)導入普及を期待できるマーケットの検討(今後導入が期待できるマーケットについて複数の視点から検討を行い、最も有望と考えられる対象技術の導入先を抽出する)(2)バイオマス調達の検討(検討した事業モデルに適用可能なバイオマスについて利用するための条件及びコストを検討)(3)エネルギー利用方法の検討(検討した事業モデルに適用可能なエネルギー利用方法について具体的な検討を行う)(4)事業モデル別の事業性検討(5)日本で目指すべきガス化・メタン発酵のあり方—について提言する。 公募説明会は、13日(水)13時から15時、ミューザ川崎セントラルタワー(川崎市幸区)で行う。公募締め切りは26日。 問い合わせ先は、新エネルギー部(FAX044-520-5275)。 |