2010年10月18日
山東省済寧市の18MW薄膜太陽光発電所が稼働
【カテゴリー】:海外
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華翰太陽光発電所が山東省に建設していた太陽光発電プロジェクトがこのほど完成、送電を開始した。発電能力は18メガワット(MW)、投資総額9億元。薄膜非結晶シリコン太陽光発電所でアジア最大で、引き続き30MWまで拡大する。

年間発電量は3,833万キロワット/時。技術的には一般のシリコン発電技術に比べて生産コストが安く、採光面積も大きい。このため光吸収係数が高く、光を転換する効率が9%に及ぶ。科学技術のレベルが高いのが特徴という。

建設地は曲阜に近い済寧市。観光地として有名な微山湖の北側にあり、中国の光バレーとしての発展が期待されている。

廃棄された炭鉱跡地を効果的に利用している。

また同発電所には台湾聯華電子集団が投資している。