2010年10月21日 |
石化協、9月の生産実績、エチレン55万トン台で定修響く |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:東燃化学、石油化学工業協会 |
石油化学工業協会は21日、9月の主要石化製品の生産実績を発表した。エチレンは、前年同月比12.1%減(前月比7.3%減)の55万7,100トンだった。 昨年はゼロだった定修が、今年は東燃化学・川崎(年産能力49万1,000トン=定修実施年)で行われており、これが減産要因となった。また前月比では操業日数が1日減少している。 稼動率を見ると、エチレンプラントの平均稼働率は94.3%で、前月の91.4%から2.9ポイント上昇している。 誘導品は前年比、LD、HD、PP、PS、SM、PVC、VCM、MMA、アセトアルデヒド、ベンゼン、トルエンの11品目がマイナスとなった。プラスはEO、EG、AN、SBR、BR、キシレンの6品目。 3Q(6〜9月)のエチレン生産量は175万1,700トンで前年同期比96.5%と3.5%の減少となった。 また1−9月計は510万4,900トンで同102.4%と増加した。 ただ昨年は1〜3月の生産量がリーマン・ショックの影響で大幅減少しており今年実績とは比較しにくい。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1287636874.pdf |