2001年03月14日
日本スチレン工業会、2月のPS・SM生産出荷実績まとめる
ともに内需は前年割れ、PS内需は全用途がマイナス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

 日本スチレン工業会は14日、PS(ポリスチレン)およびSM(スチレンモノマー)の2月生産出荷実績をまとめた。
 これによるとSMは、生産が25万7,651トンと前年同月比1%増加にとどまり、出荷のうち内需はABS樹脂向けが12%増と好調だったほかは、GP・HI用やFS用が2桁減となるなど、ほとんどの用途が前年同月を割り込み、合計は12%減の16万6,186トンと大幅に減少した。これに対し輸出は7%増の8万7,268トンとなり、出荷計は25万3,454トンと6%減少した。
 一方PSは、生産が11%減の8万6,456トン、出荷については内需が7万2,442トンと8%減少、輸出は4%増の1万4,397トンとなり、合計では8万6,839トンと6%減少した。内需の内訳を見ると、電機工業用、雑貨産業用の12%減をはじめ、包装用6%減、FS用2%減と全ての用途で前年同月を割り込んだ。
 詳細は別表の通り。

http://www.c-nt.co.jp/data/sm/sm2001.html">2001年スチレンモノマー生産出荷実績(表)
http://www.c-nt.co.jp/data/ps/ps2001.html">2001年ポリスチレン生産出荷実績(表)
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