2010年10月29日
経産省、9月の鉱工業生産、1.9%低下「弱含み傾向に」
【カテゴリー】:行政/団体(実績/統計)
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省が29日発表した9月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.9%低下の92.5で4カ月連続のマイナス。出荷も0.7%低下の95.0、在庫は0.2%上昇の97.7だった。
製造工業生産予測調査によると、10月は前月比3.6%低下の後、11月は1.7%の上昇を予測している。

当局は、基調判断を「総じてみれば、生産は弱含み傾向にある」とし、前月までの「弱含んでいる」を修正した。

化学工業(除、医薬品)は生産指数が前月比2.4%低下の90.7、出荷1.6%低下の90.5、在庫0.4%減少の95.0、在庫率は2.7%上昇の105.6だった。生産、出荷とも3カ月ぶりの低下。

またプラスチック製品工業は生産が前月比2.3%低下の88.4、出荷3.3%低下の87.2、在庫1.0%上昇の92.0、在庫率は3.7%上昇の108.2となった。生産は2カ月ぶり、出荷は3カ月ぶりの低下となった。