2010年10月29日 | |
昭和電工、次期社長に市川常務が内定 高橋氏は会長 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
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昭和電工は29日の取締役会で、高橋恭平社長・CEOが代表取締役会長に就任し、後任に市川秀夫取締役常務執行役員・HD事業部門長が昇格するトップ人事を内定した。来年1月4日に就任する。 今回のトップ人事について高橋社長は「中期経営計画が12月で終了し、来年から新計画がスタートする。それを機会に新経営陣で臨むべきだと判断した」と語った。後任の市川常務については「2年前にハードディスク事業の強化をまかせめどをつけたし、ほぼ当社の全事業を熟知している」と太鼓判を押した。 次期社長に内定した市川常務は「社長交代の話は9月末に高橋社長から聞かされた。歴代社長のようなカリスマ性はないので、愚直に、真正面から取り組んで生きたい。とくに、プロフェッショナルが働きやすい強い会社、働き甲斐のある会社、生きがいを持てる会社にしたい」と強調した。 また、今後の課題としては「収益力を浮上再浮上させる、成長軌道に乗せる、HDに次ぐ新規大型事業の育成、財務体質の強化の4点」をあげた。 <市川秀夫氏の略歴> ◇昭和27年3月生まれ、58歳。長野県出身。 ◇昭和50年 慶応大学法学部卒、昭和電工入社。合成樹脂事業部合成樹脂企画・技術部、日本ポリオレフィン出向などを経て平成15年、戦略企画室長。同18年、執行役員。同20年取締役執行役員 戦略企画室長兼人事室担当。同22年1月、取締役常務執行役員 HD事業部門長(現職) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1288341436.pdf |