2010年11月01日
「農林水産知財ネットワークシンポ2010」25日に開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は、農林水産知的財産の創造・活用を担う研究者や知的財産実務者の連携を深め、ネットワーク化の取り組みを強化する一環として「農林水産知的財産ネットワークシンポジウム2010/農林水産知的財産の活用による地域の活性化」を25日の「アグリビジネス創出フェア2010」(開催場所:千葉市美浜区の幕張メッセ)メインステージで開催する。参加費は無料。

シンポジウムでは、農山漁村の6次産業化、地域活性化、産学連携等の視点を踏まえ、農林水産・食品分野における知的財産の活用と課題、今後の方向性について検討を行う。

具体的には、「地域活性化における知財戦略」をテーマに、荒磯恒久・北海道大学産学連携本部副本部長教授が基調講演を行う。

知的財産の活用事例報告では、「環境・軽労化に配慮したいちご栽培技術の開発による農業の活性化/閉鎖系いちご栽培装置の開発と普及」(栃木県農業試験場)、「驚異の植物素材“宮古ビデンス・ピローサ”事業の推進/地域活性化のための知的財産の蓄積と産学官の取り組み」(武蔵野免疫研究所)、「産学官連携による製パン用とかち野酵母の開発」(帯広畜産大学)—の3件。引き続き総合討論が行われる。

申し込み・問い合わせは農林水産知的財産ネットワーク事務局(農林水産技術情報協会、TEL03-3667-8931)。