2010年11月04日 |
東レ・第2四半期、最終利益 312億円改善の249億円に |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:東レ |
東レが4日発表した10年4−9月期連結決算は売上高、営業利益、経常利益いずれも大幅な増収益となり、最終利益は前年同期の63億円の赤字から249億円の黒字へと312億円改善した。 全セグメントとも売上高、利益が前年同期を大きく上回った。繊維事業では韓国・中国の紙おむつ向けポリプロピレン不織布事業やタイ、チェコでのエアバッグ向け原糸・基布事業などが堅調に推移した。プラスチック・ケミカル事業では太陽電池、ハイブリッドカー向けコンデンサーや包装材料用フィルム事業が好調だった。情報通信、炭素繊維、ライフサイエンス事業なども増収益となった。 8月3日に発表した通期予想を上方修正した。売上高1兆5300億円、純利益は420億円に達する見込み。 【東レ・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 733,377(18.7) ◇営業利益 42,520(674.8) ◇経常利益 40,464(ー) ◇当期純利益 24,919(ー) ◇1株当たり純利益 16.05円(△4.52円) <11年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 1,530,000(12.5) ◇営業利益 83,000(106.9) ◇経常利益 76,000(743.9) ◇当期純利益 42,000(ー) ◇1株当たり純利益 26.40円 |