2010年11月08日
電気化学、中国・蘇州に研究開発拠点を新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:電気化学工業

電気化学工業は8日、中国・江蘇省蘇州市に研究開発拠点(現地法人)の新設を決めたと発表した。これまで中国では事業体制の整備に重点を置いてきたが、成長著しい現地市場でシェアを拡大していくためには現地のニーズに迅速に応えていく必要があると判断、海外初となる研究開発拠点の設置となった。

中国では主にクロロプレンゴム、電子材料、スチレン系樹脂、コンクリート混和材などを販売しているが、需要家から寄せられる分析、検査、性能評価、品質改良などの要望に対応する。

今回はまずゴムと接着剤を対象とした分析・評価試験機を導入し、テクニカルサービスを迅速に行う体制を整える。引き続き対象製品を拡大し、将来性のある商品の開発なども目指す。

【研究開発拠点の概要】
(1)法人名(仮称): 電化新材料研発(蘇州)有限公司
 ◇英語名 : Denka Chemicals Development Suzhou Co., Ltd (略称DCD)
(2)開設地(予定) 中国江蘇省蘇州市蘇州工業園区
(3)業務開始(予定) 2011年6月
(4)登録資本金(予定) 2億4千万円
(5)業務内容 合成ゴムや接着剤などの研究開発及び分析・検査・性能評価、他
(6)主な設備 ゴム、接着剤の物性・性能評価試験設備類及び分析機器類


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1289196648.pdf