2010年11月09日 |
ダイセル化学、キラルケミカル事業拡大へ 中国に2拠点体制 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ダイセル化学 |
ダイセル化学工業は9日、キラルケミカル事業の中国現地法人ダイセル薬物手性技術(上海)有限公司の分室を来年1月、北京に設置すると発表した。 同社は08年1月、上海地区にダイセル薬物手性技術(上海)有限公司を設立し、キラルカラムのテクニカルサービス・販売およびキラル化合物分取事業を全国展開してきた。欧米大手製薬会社や各地の大学/研究所向けなどに順調に売上を伸ばしてきたが、北京地区にもニーズが多いことから、新たに北京市中関村科学技術園区(注)にある生命科学園に北京分室を設置することにした。 分室には、分析用と分取用超臨界クロマト(SFC)装置や分析用HPLC装置を導入する。今後は上海と北京の2拠点体制でキラルケミカル事業の拡大を図る。 【ダイセル薬物手性技術(上海)有限公司 北京分室の概要】 ◇英語名:Daicel Chiral Technologies(China)Co., Ltd. Beijing branch ◇住所:北京市昌平区生命園路29号創新大厦C座001-B2 ◇業務開始予定:2011年1月 ◇業務内容:(1)キラルカラムの華北(北京)地区でのテクニカルサービス業務 (2)キラル化合物の華北(北京)地区での分取業務 ◇当初主要設備機器:(1)分取用SFC装置 1台(2)分析用SFC装置 1台(3)分析用HPLC装置 2台 ■中関村科学技術園区とは : 中国初のハイテクノロジー開発パークで10の園区がある。生命科学園は、園区の一つである昌平園にあり、バイオ医薬の研究機関が集まっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1289277893.doc |